ダイエット、その中でも減量に着目したときに「対する運動効果はそれほどない」というのが現在の流れのように思います。
私が大好きなパレオダイエットの書籍でも「痩せるための運動をしてはいけない」とまでありました。
運動で消費されるカロリーが期待値よりもかなり少ない。
身長が155cmの私が1時間ランニングして消費できるカロリーは200~300kcalです。
以前走ったフルマラソン42.195kmで消費カロリーは2,000kcalほどでした。
運動すれば痩せると思っていると大きなしっぺ返しをくらいます。
恐ろしい統計データもあります。
「ダイエット(減量)に運動が重要だと考えている人程、無意識のうちに運動後のご褒美としてカロリーをたくさん摂ってしまう傾向がある」ということです。
明日からときめくダイエット心理学 著:九条圭 より
運動しないと脂肪が減らないと思っている人も多いようですが(筋肉を増やすことはとてつもなく大変ですが)食事を気を付けることで脂肪を減らすことは可能です。必要量なたんぱく質を摂取していると筋肉は減らず、「(消費カロリー)ー(摂取カロリー)がマイナス」になることを意識していると体脂肪率が落ちていきます。
大事なことは食事改善
ただ、運動は無駄というわけではなく、減量を目的とした運動は効果がないのであって、多方面からみるととても大きなメリットがあるみたいです。
運動といってもジョギングやランニングといった有酸素運動から筋トレなどの無酸素運動まで色々とありますが、ひとつに体を動かすこと自体がストレス発散となり、若返りの効果があるとまで言われています。
また、運動を習慣化することは、自己コントロールが高めることができるので、自制心がききやすなるようです。
ウィルパワーダイエット 著:メンタリスト DaiGo より
加齢に伴う基礎代謝の低下の原因は、骨格筋量が減少することだと考えられています。
筋肉1kgで13kcal基礎代謝がアップすると言われており、筋肉量はピークアウトしてから毎年1kgずつ低下するそうなので、10年、20年と積み重なったときの低下は大きなものになります。
ランニングと筋トレを習慣というとハードルが果てしなう高くなりますが、まずは、ウォーキングで1日8000歩を目指してあることで、筋力維持とストレス解消を目指したい。体を動かす習慣を身に着けられたら、徐々に負荷をあげたり、自分の好きなスポーツや体を動かすような趣味をみつけられたら嬉しいです。